こんにちは、歯科衛生士の押切です。
今日、拝見した患者さんに、こんな素敵な贈り物をいただきました。
その患者さんは、5歳から当医院に通ってくれていて、今は16歳のお姉さんです。
小さな頃は、治療を行う椅子に座ると、うっすら涙をうかべてじっと我慢をして治療をうけていて、それでもがんばって大きなお口を開けてくれていました。
あまり目を合わせてくれなくて、はにかみ屋さん。そんな清楚で純粋なイメージの女の子は、そのまま変わらず成長した感じを受けます。
歯ブラシは優秀で、自分で歯ブラシができるようになってから一段とがんばっているようです。
デンタルフロスも毎日行っていて、ここ数年間、治療ではなく予防のために来院してくれています。
患者さんを拝見している中で最も嬉しい事の一つです。
この贈り物は、私が妊娠し産休に入る事を知って、用意して下さったのです。
「よかったら、どうぞ。」と、やはりはにかんで手渡してくれました。
言葉数が少ないですが、とっても気持ちのこもった眼差しだったので、うれしくてたまりませんでした。
産休に入る事、それは今まで自分が接してきた時間を振り返るきっかけになっているなと感じ、宝物がいっぱいだった事を実感しています。