こんにちは。受付の野崎です。
先日、聖路加看護大学看護実践開発研究センター ナースクリニックで行われている講習会に参加してきました。
この講習会は、聖ルカと医療機器メーカーのテルモさんとの共同事業で、中央区にお住まいの方もしくは勤務されている方を対象に「子どもの健康、知ろう!考えよう!」を目的に定期的に色々なテーマで行われている講習会です。(詳しくは⇒こちらへ)
今回のテーマは、聖路加国際病院小児科医長 草川 功先生より、子どもの事故とその予防や心肺蘇生法についてのお話と実践練習でした。
みなさん、1歳以上の小児における死亡原因の第1位は何だと思いますか?
それは・・・、不慮の事故です。
肺炎などの病気や先天奇形、染色体異常の原因よりも高い確率なんです。
では不慮の事故とはどんな事故が思い当たりますか?
ベットや抱っこ紐からの転落、誤嚥(食道ではなく気管に物が入ってしまう)、誤飲(タバコの誤飲が事故原因の約半数を占めているそうです)、やけど、溺水、転倒、交通事故...。
私も講習会に参加して、子どもの環境には思いもよらない危険が多くあることに改めて驚きました。
事故にあわないように周りの大人が気をつけることはもちろんですが、もし事故が起きてしまったら!
知識があれば、落ち着いて対応ができますよね。
講習会では人形を使って実際に人工呼吸や心臓マッサージ、AEDを使った実践練習も行いました。当院でも心肺蘇生法の勉強会を定期的に行っていますが、今回のような実践練習は初めてでとても勉強になりました。
学んだ知識は忘れないように、スタッフと一緒に定期的に復習していきたいと思います。