こんにちは、歯科衛生士の笠原です
猛暑続く毎日ですが、その影響を受け、霞ヶ浦湖にアオコが大量発生しているとニュースで知りました。
霞ヶ浦湖は茨城県に位置し、日本で二番目に大きな湖なのでご存知の方も多いと思います。
アオコ「青粉」とは湖沼などにいる植物プランクトンの一部が大量発生した時の呼び名で、暑い夏、水温の上昇に伴いプランクトンが光合成を活動的に行うことで増え、水面が濃い緑色になってしまうのだそうです。
特に流れがあまりなく、澱んだ場所に見られ、悪化すると表面が固形化し、プランクトンが腐敗してかなりの悪臭を放つことで問題になっているようです。
口の中も多数の細菌が住み着いています。
夏場の湖と同じく、口の中は暖かく湿った環境で細菌にとっては住み心地がよい場所。
何もせず放置すれば細菌の塊、シコウ「歯垢=プラーク」が形成されてしまいます。
例えば一日中歯を磨かなかった時(数時間でもなる場合があります)、舌で歯の表面を撫でるとザラザラした感じになったことはないですか
さあ、このブログを読みながら舌で触って確認してみましょう。
日常的にザラついた感じがする場合、日々の磨き残しが原因で歯垢がこびりついた状態になっているのです。
そのまま放置すれば固形化したアオコのように、歯面に塊を形成し歯石となってしまいます。
勿論悪化すれば、悪臭=口臭へと繋がります。
口も湖沼も問題の原因が細菌だなんて…と思いました。
霞ヶ浦湖のアオコ除去は毎日のように行われ、改善しつつあるようです。
お口の環境改善はまず、ご自身で日々のケアを徹底しましょう。
歯の表面が舌で触ったらツルツルになるまで磨くことがポイントです。
それでも歯の間や奥歯の噛み合わせの面などは中々綺麗に落とすことは出来ません。
そんな時に有効なのがPMTCです
細菌を徹底的に除去して、歯の表面がツルツルになりますよ
悪臭を放ち、歯石に変わってしまう前に定期的を受診して、お口の健康を維持しましょう