こんにちは、歯科衛生士の笠原です。
先日、姪が遊びに来たこともあり久々に休日らしく動物園に行きました。
あいにく雨がパラつくお天気でしたが、色々な動物達の仕草や表情に子ども達だけでなく私まで夢中に…!!
中でも一番印象深かったのは、チンパンジーの群れです
ちょうど子どもが生まれて間もないらしく、二頭のチンパンジーがかわいい赤ちゃんチンパンジーを抱えていたんです。
赤ちゃんを抱えながら木から木へ飛び移ったりと、遺伝学的に人間に一番近い動物とはいえ、人間ではあり得ない行動に目を見張るばかり
それもそのはず…赤ちゃんを抱え、木をつかむチンパンジーの手の握力は、なんと300Kgもあるそうです
片手で軽々なんでもこなすのも、当たり前の技なんですね。
そんな怪力を持ち合わせたチンパンジーですが、暫く見ていると赤ちゃんにチョッカイをだし、気を引こうとしているパパらしきチンパンジーを発見
でも赤ちゃんチンパンジーはママチンパンジーにしっかりとくっつき離れず…それでもなんとか気を向かせようと、パパチンパンジーは更にチョッカイをだして、結局はママチンパンジーに「キィーッ」と怒られてました
そんなところはとっても人間っぽくて、笑ってしまいました
新米パパ〜がんばれ
さて、チンパンジーの握力にはかないませんが、人間の噛む力も結構あるのをご存知ですか?
だいたい成人なら第一大臼歯(親知らずを含め奥から3番目の歯)で60Kg。噛みしめる度に一本の奥歯に対して、体重と変わらないくらいの重さがかかっているのです。
そんな重要な役割を持った第一大臼歯ですが、その崩出時期はだいたい6〜7才ごろで、永久歯の中では比較的早期に崩出してくるために虫歯にかかる率も高いんです。
皆さんの第一大臼歯は虫歯になっていたり、すでに治療されてはいませんか
一生美味しく食事をするために、ひそかに頑張るご自身の奥歯に、たまには労りを持ちながら歯磨きしてみるのもいいですね。
今回開催される健康歯考講座でも、噛むことの大切さをテーマに虫歯や歯周病予防のお話をさせて頂きます。
一生ご自身の歯でお食事をしていただくために、今しなければならないことをお伝え出来ればいいな〜と思いますので、是非聞きにいらして下さいお待ちしてます。
最後にもうひとつ(一頭?)。
この動物、ご存知ですか?
「オカピ」といい、一見シマウマのようですが、頭に生えた角、長い舌、頭骨の形などからキリンの祖先と言われているキリン科の動物です。
20世紀になり始めてその存在が確認され、ジャイアントパンダ・コビトカバと並ぶ世界三大珍獣の一種なんです。
見れば見るほど、興味深い体や顔をしていますよね
3時間ほどのひとときでしたが、『休日の過ごし方』を代表するような一日を久しぶりに過ごせ、とっても楽しめました
秋のイベントに、皆さんも是非、動物園散策してみてはいかがですか?