みなさん、こんにちは。受付の野崎です。
突然ですが、みなさんの第一大臼歯(前から6番目の歯)は処置歯、未処置歯のどちらですか?
(処置歯・・・一度でも治療をしている歯、未処置歯・・・一度も治療をしていない歯)
実はこの第一大臼歯、子どもの頃に一番最初に生えてくる大人の歯(永久歯)なんです。
6歳頃に生えてくることから6歳臼歯とも呼ばれています。
この6才臼歯、とっても大切な歯なんです。
永久歯の中では最も大きい歯で、咬む力が一番強く咀嚼の中心になり、歯並びや咬み合わせの基本となる歯です。
しかし、残念なことにこの歯を虫歯にしてしまっている方が10歳になるまでに4.3%、大人になる頃には半分以上いらっしゃるそうです。
私も、、、上下左右全てが処置歯でした
原因は、
エナメル質と呼ばれる歯の表面が未成熟な状態で生えてくる為虫歯になりやすいこと咬み合わせにある溝の形が複雑であること完全に生えてくるまでに1年程度と長い時間がかかること乳歯のさらに奥に生えてくるため、歯ブラシがとどきにくいこと生えかけの状態では歯肉が被っていて汚れが溜まりやすく磨きにくいこと
などがあげられます。
私のように既に虫歯になってしまった歯は元通りにはなりません。再治療にならないようにきちんとケアをしていきたいと思います。
みなさんの周りで、6歳臼歯がこれから生えてくる時期だったり、今ちょうど生えている真っ只中のお子様がいらっしゃいましたら、この歯を虫歯にしないように見守ってあげてください。
平成25年7月21日(日)開催予定の第23回健康歯考講座「親子で虫歯予防」では、この6歳臼歯の“ろくまる”とむしばきん“ムッシー”のお話をします。
本講座は定員に達した為、申込受付を終了させていただきました。大変多くの方からお申し込みを頂きありがとうございました。