歯科医師の大川です。
先日たまたま、南極の氷というものを初めて見て触りました。南極大陸は日本の37倍の面積を持ち、地球上で5番目の大きさを誇る大陸だそうです。最初は南極の海の氷かと思いしょっぱいのかと勘違いしましたが、なんと、南極の氷とは数万年前に降った雪が長ーい年月をかけ少しずつ圧縮され作られたものなんだそうです。そして氷の厚さが一番厚いところでは4776mもあり、先日世界自然遺産になった富士山などはすっぽり埋まってしまうそうです。この氷はぎゅっぎゅっと圧縮されているので密度が高く、硬くなっており、普通の氷より溶けにくいそうです。また、氷の中にたくさん詰まった空気が光に反射して白く見え、この氷に耳を近づけ耳を澄ますとパチパチと氷が溶ける際に大昔に閉じ込められた空気がはじける音が聞こえてきます。
なんだか、とっても不思議な感じでした。
南極の氷などはなかなか滅多にお目にする事が無いのでとても良い貴重な経験が出来ました。