おはようございます
歯科衛生士の藤澤です。
先日、本屋さんへ立ち寄った際に、懐かしい本を発見しました!
「ぼくを探しに」
という絵本です。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうか?
私が初めて読んだのは中学生の頃だったでしょうか…
もう10年以上も前です。
内容はというと、
「ぼく」という丸い生き物(?)が主人公です。
「ぼく」は完璧な丸ではなくて、ひとつカケラが足りません。
完璧な丸になりたくて、欠けている部分にぴったりなピースを探す旅に出ます。
平らな道もあればデコボコしている道や砂利道もあり、なかなか前に進めません。
色んな形のカケラに出会いますが、ぴったりするものは無く、そのたびに置いていきます。
それでも諦めずに探していくと、やっとぴったりなカケラが現れます。
「ぼく」はうれしくて、そのカケラをくっつけて進み始めます。
すると、完璧な丸になっているのでコロコロ転がっていきます。
前は少し進みづらかった道で見ていた小さな花も、完璧な丸になったらすぐに通り過ぎてしまって眺める暇がありません。
それで「ぼく」はぴったりだったカケラを置いていくことにするのです。
そして欠けているくらいがちょうど良いと気づくのです。
というお話しです。
絵本ですが深い内容で、子供の頃に読んだ時と、最近読んだ時では受け取り方や感じ方が変わっていました。
「読書の秋」にはまだ少し早いですが、他にも色々な本を読んでみようと思います。
皆さんもお気に入りの本はありますか?