こんにちは、歯科医師の田村です。
先日、虫歯をチェックする新しい機械の説明会がありました。
今までの虫歯をチェックする方法は、目で診る、レントゲン写真でチェックをするのが一般的でした。
更には、レーザー光線を当ててその透過率から虫歯の有無をチェックする専用の機械があります。この機械は、当院にもあり小児の虫歯のチェックなどで使用しています。
今回の新しい機械は、歯ぐきの縁から歯の頭の方に向けて光を当て歯の咬む面からCCDカメラで撮影してチェックする物でした。光を当てて歯の影のでき方で虫歯をチェックします。
説明会では、当院のスタッフが試してみましたが予想通りの結果もあり、予想外の結果もあり盛り上がりました。
この機械は今までとは違うアプローチの仕方で虫歯をチェックするものです。使用法をきちんと考えて使用すれば有効な機械ではないかと思いました。しかし、この機械も万能ではなく不向きなケースもあります。
我々が虫歯をチェックしていく上で小さな虫歯も見逃さないように気をつけていますが、難しい時もあります。この様な機械をうまく活用できたらいいなと思いました。