こんにちは、歯科医師の田村です。
先日、歯科の先進国スウェーデンの東大と言われる大学から先生が来日され、その方の講演会に行ってお話を聞いてきました。
その中で、興味深いと思うことがありました。
それは、予防の先進国であるスウェーデンでも虫歯のリスクが高い方がいて対応に苦労するようなのです。
私の中では、スウェーデンは子供の頃から国全体で予防は当たり前になっていて、虫歯のリスクは少なくなっていると思っていたからです。
お話を聞いていくと、日本と異なり移民を受け入れているため、生活習慣や考え方の違いからリスクがあるのだそうです。
また、その方々の個々のお口の中の状態や生活状態に合わせて予防や治療についてお話していかなければならなず大変だと言っていました。
移民だけでなく、スウェーデン人でもタクシードライバーの夜勤時の砂糖入りのコーヒーがリスクとなっていると言っていました。
生活習慣によるリスクは、日本人にも言えることです。
きちんと予防についての知識を持って生活の中に生かしていきたいですね。
我々は、そのお手伝いが出来ればと思っていますのでお気軽に声をかけてください。