みなさん、こんにちは。
歯科衛生士の白田です。
今年はここ数年にくらべて秋が早く感じられるのは私だけでしょうか?
残暑がほとんどなく快適に訪問診療へ自転車で出かけられる日が続いています。
先日、日帰りで山形まで行きました。
病気で入院中の伯母のお見舞いのためです。
話は変わりますが、この伯母は10年ほど前にほとんどの歯をインプラントにしました。
そのため普段から毎日のブラッシングにかなりの時間をかけていたようです。
入院して、これから手術という時も「まずは歯磨き!」と自分で磨いていたとのこと。
そんな伯母が手術後、体が思うように動かずブラッシングが自分でできないと聞いて私は居ても立ってもいられなくなり山形に行った次第です。
普段から気を付けて磨いているおかげで思ったよりも歯肉はきれいで出血は少なかったので安心しました。
しかし・・・
舌がかなり汚れているのには驚きました。
みなさんはご自分の舌をじっくり見たことはありますか?
実は舌の表面はつるつるではありません。
舌乳頭という細かい突起物がありビロード状になっているのです。
そのため汚れが付きやすく口をゆすいだだけでは落ちません。
歯と一緒で磨くことが必要です。
ただし、磨きすぎ(こすりすぎ)には要注意!!
一日一回で良いので「歯ブラシ」または「舌ブラシ」で舌を奥から手前の一方向に5〜6回優しく軽くこすってください。
「歯を磨く」とはお口全体をきれいにすること。
それには舌も含まれることを患者さんにもしっかり伝えていきたいと伯母のことを経験して改めて感じました。
歯磨きを終えた伯母は気持ちよさそうにニッコリしていました。
その笑顔を見て「あ〜来てよかった」と心から思いました。
また近いうちに伯母の笑顔を見に山形に行こうと思っています。