みなさん、こんにちは。
歯科衛生士の白田です。
先日、私は通勤途中の駅で目の不自由な人が白い杖を頼りに迷いながら歩いているのを見かけました。
通勤客が多い時間でもあり「何か声をかけようか?でもおせっかいかな?」と悩みながらその場を通り過ぎてしまいました。
後日、たまたま盲人図書館で働いている義兄からできたばかりのパンフレットをもらいました。
このパンフレットは目の不自由な人と楽しく町を歩くために作られたものだそうです。
それによると白い杖は「はくじょう」というもので
①障害物に衝突するのを防ぐ
②周りの様子を探る
③目が不自由であることを周りの人に教える
の3つの役割があるそうです。
そして、白杖は目の不自由な人の命を守る大切な道具ですとありました。
目の不自由な人は困ったときに手助けをしてもらえる人がいるかいないかもわからないそうです。
そんな時は「どうしましたか?」「お手伝いしましょうか?」と声をかけてくださいとありました。
目の不自由な人を誘導するときは「手引きしますのでひじを持ってください」と言い、軽くひじの上を持ってもらうと良いそうです(手や衣服を引っ張ったり、後ろから押されるのは不安になるとのこと)。
そして誘導する人が半歩前を歩くようにします。
またいっしょに歩いているときは、周りの様子などを説明されるとうれしいそうです。
目印になる建物や道路の様子、遠くの景色などを聞きながら歩くのは楽しいともありました。
説明するときは「右に〇〇が見えます」「〇〇メートルくらい先にレストランが見えてきました」など方角や距離を説明してくださいともありました。
白杖を持って外出できる人は一人での外出に慣れている人がほとんどだそうです。
ですから白杖を持った人みなさんに声をかける必要はないと思います。
・・・が困っている目の不自由な人に会うことはありませんか?
私は次に困っている目の不自由な人を見かけたら声をかけてみようと思います。
そしていっしょに楽しく歩こうと思います