おはようございます、歯科衛生士の遠藤です
今回は、前々回のブログでお話ししました、スペイン旅行で手に入れた歯ブラシと歯磨き粉のことについて書きたいと思います
スペインのスーパーで購入したのは歯ブラシ3本と歯磨き粉2つです。
歯ブラシは写真でお分かり頂けると思いますが、オレンジ色のテペの歯ブラシと比べるとヘッドの部分がかなり大きく3本とも磨き辛かったです。
それぞれ歯と歯の間を磨きやすいように植毛されていたり、歯ブラシの背の部分で舌を磨けるように作ってあったりと工夫されていましたが、やはりシンプルな造りのテペが一番磨きやすいなーと実感致しました。
一方、歯磨き粉は虫歯予防用の歯磨き粉(写真のオレンジ色の箱)と子供用の歯磨き粉(写真の緑色のチューブ)を購入しました。
やはり着目すべきは、虫歯予防に有効なフッ素の濃度についてです。
日本の歯磨き粉は薬事法にてフッ素の濃度が1000ppmと決められています。(フッ素の濃度はppmで表します)
当院に置いてある歯磨き粉でも980ppmしか含まれていないのに対し、オレンジ色の歯磨き粉はフッ素の濃度が1490ppmも含まれていました!
子供用の歯磨き粉でも1000ppmの濃度のフッ素が含まれていました。
フッ素濃度は高い方が虫歯予防に有効とされていますが、磨いた後にたくさんの水でゆすいでしまうと全部流れ出てしまい全く意味がありません。
用法・容量を守って効果的にお使い下さい。
海外に行くと、フッ素の濃度が日本の物よりも高い歯磨き粉や色々な大きさや種類の歯ブラシがたくさん売っています。
国によって違い、とても面白いです
みなさんも海外に行かれた際は是非手に取って見てみて頂ければと思います。
フッ素について詳しく知りたい方は、当院の歯科医師か歯科衛生士にお尋ね下さい