みなさんこんにちは。
歯科衛生士の白田です。
私の朝はくしゃみから始まります
そうなんです、花粉症に苦しんでる私です。
みなさんはいかがですか?
我が家の中学生の娘は吹奏楽部に所属しており卒業式・入学式に向けて特訓の毎日です
平日の放課後はもちろん週末や学期末の休み中は6時間以上吹きっぱなしです。
今でこそ楽しくクラリネットを吹いている娘ですが10か月ほど前までは顎が開かずに苦しんでいました。
その理由は「顎関節症」です。
みなさんは楽器を吹くことによりおこる顎関節症をご存知ですか?
どの楽器にもおこるわけではなく木管楽器に多いそうです。
吹奏楽器には木管楽器と金管楽器がありマウスピース(楽器を吹く部分)に違いがあるそうです。
その中でもクラリネットやサックスなどの木管楽器はマウスピースをくわえると下顎が強制的に後ろに固定されてしまいます。
この時に顎関節に負担がかかり顎が開かなくなる・口を開閉するときに顎関節がガクガクやザリザリと音がするなどの症状が出てくることがあります。
もちろん木管楽器を吹く方全員がなるわけではありません。
しかし調べてみると楽器による顎関節症で苦しんでいる方が多くいることがわかりました。
娘の場合は顎を休めるための歯科用のマウスピースを作りました。
そして院長からのアドバイスで長い時間楽器を吹く時は曲の間に下顎をよく動かして筋肉をほぐすようにしています。
そして今、楽しく部活に励む毎日です。
顎関節症は完治が難しく、娘も時々痛みが出たり口の開閉時に顎関節が鳴るなどの症状はありますが上手に顎関節症と付き合えていけたら良いなと思っています。
そしてこれからもずっとクラリネットとも永く付き合えていけると良いな〜と密かに願う母です
楽器を吹いている方で思い当たることがあれば歯科医院で相談してみてください