こんにちは
歯科医師の川崎です
私の娘は1歳10ヶ月になりました。歯もだいぶ生えてきて色々なものを食べています。
先日、嫁が子供に煮干しを与え、食べさせている事を知りました僕自身、煮干しを食べる習慣がなかったし、こんな小さい子に食べさせてのどに破片が刺さったら大変じゃないかなと思ってびっくりしました
嫁は『私も小さい時から食べていたから大丈夫』というので、見ていると、よく咬んでうまく食べていました
煮干し等のよく噛まなければいけない食材は顎の発達を促してくれるし、唾液がたくさん出て、虫歯予防にも有効です
さらに、よく噛んで食べるという事は、肥満予防、味覚の発達、言葉の発達、歯並び、胃腸の働きの促進、脳の発育にも有益です
嫁は子供の時から煮干しの他にも羅臼昆布やするめをかじったり、リンゴやキュウリなどの食感のあるものが好きだったみたいです。確かに歯並びもよく、虫歯も一本もありません。
現代人は柔らかいものを好んで食べる傾向が強いです。固いものばかりを食べるのが良いとは思いませんが、小さいうちに固いものを食べ、良く噛む習慣がある事は口の健康だけでなく、身体の健康へも繋がっていくと思います