こんにちは、歯科衛生士の岡田です!
世の中には色々なアレルギーがありますよね。
食べ物(卵、そばなど)や金属など、さまざまなものが存在します。
そのなかでみなさんは「口腔アレルギー」という言葉を聞いたことはありますか
口腔アレルギーとは、花粉症の人が特定のフルーツ、野菜、ナッツを食べた時に、アレルギー症状がでる病気のことをいいます
原因としては、花粉に含まれる原因物質と構造が似ている物質が、食物にも含まれている場合に口腔内アレルギーが起こります。花粉の種類により、アレルギーの出やすい食物が区分されます。
以前は無症状だった食物に対し、ある日突然発症するそうです
主な症状としては、口、喉、唇が〝ピリピリ”〝イガイガ”もしくは痒くなる症状があげられます。
ほかにも、顔のむくみ・蕁麻疹・呼吸困難などがあげられます。食物を食べてからすぐ、30分以内に症状がでるのが特徴です。
花粉の種類として、ヒノキ科・カバノキ科・イネ科・キク科が主にあげられます。
ヒノキ科(スギ・ヒノキ)→トマト。
カバノキ科(シラカンバ・ハンノキ)→リンゴ、イチゴ、大豆、ピーナッツなど。
イネ科(オオアワガエリ・カモガヤ)→メロン、スイカ、バナナなど。
キク科(ヨモギ・ブタクサ)→キュウリ、ニンジン、セロリなど。
これらに症状がでるそうです。
生の状態で食べると発症しやすく、加熱、加工食品には無症状のケースが多いそうです。
どの食物がどんな時に症状が出るかを知ることが一番大切です。
今は花粉症のシーズンではありませんが、花粉症の方々は十分注意してください