歯科衛生士の笠原です。
8月に入り一段と暑さが増しているように感じます。蝉の鳴き声が更に夏本番といったところでしょうか
2歳になる娘の今一番のマイブームが、絵本を読むこと。勿論字は読めないので、「これ読んで」と家族の誰かに求めてきます。
先日『鶴の恩返し』を読み聞かせることがありました。
どなたでも一度は読んだことのある日本の昔話のひとつです。
罠にかかった鶴をお爺さんが助け、鶴は娘に姿を変え、老夫婦のお世話をしながら、自分の羽を使い布を織り、その布を売って老夫婦を裕福にしていく…自分の身を痛めてまでも、お爺さんに恩を返すというお話です。
2歳の娘には話の意味するところは中々伝わらないだろうと思い、「鶴さんが自分を守ってくれたお爺さんに、ありがとうをしに来たんだね」と、かなり略した表現で説明すると、「お母ちゃんにいい子いい子してあげる」と、私の頭を撫でてくれたのです
なんだか「いつもありがとう」と言われた気持ちになりました
昔から伝わる日本の心…恩を返したり、お礼をしたり、とても大切な事だと思います。
自分に関わる人に「ありがとう」という気持ちを忘れずに…まず私は、自分本位にならず、相手のことや気持ちを想像し、日々わがままな体制でも受け入れてくれる院長始めスタッフみんなに「ありがとう」を返していきたいと思います。