こんにちは、歯科衛生士の岡田です
みなさんは、『口腔乾燥症』という言葉を聞いたことはありますか?
言葉の通り口の中が乾燥する病気で、唾液の量が減り口の乾燥感が長く続く病気です。原因として、服用している薬の種類や期間、全身性の病気、ストレス、口呼吸など、さまざまです。
よく口の中が乾き、カラカラする。夜間起きて水を飲む。クラッカーなど乾いた食品が噛みにくい。味がおかしい。口で息する。口の中がネバネバする、話しにくい。これらの自覚症状があった場合、口腔乾燥の可能性が高いです
口が乾燥すると、虫歯や歯周病になりやすくなります。ですので乾燥しやすい方のために改善方法をお話しようと思います
ポイントは3つあります。
1つ目は、唾液を増やすこと食事は噛む回数を増やし唾液をたくさん出しましょう。また唾液腺のマッサージも効果的です。耳の後ろに唾液腺があります。指全体を耳の後ろに当て後ろから前にクルクルゆっくり回しましょう。
2つ目は、お口の保湿こまめに水分を摂取し湿らしましょう。または専用のスプレーで保湿しましょう。
3つ目は、乾燥を防ぐこと冬場など乾燥しやすい時期は、室内の湿度に気をつけましょう。就寝時、口呼吸になりやすい方はマスクをすると効果的です。
みなさんお口の健康を保つために気をつけていきましょう