こんにちは歯科衛生士の遠藤です。
朝晩涼しくなりましたが、みなさんは体調大丈夫でしょうか?
私は少し風邪をひいてしまいました
話は変わりますが、私にはほぼ毎日欠かさず行っていることがあります。
それはキッチンの排水溝のお掃除です。
排水溝にかかっているゴミ受けのカゴを外し、排水溝の奥の方まで手を入れて洗うようにしています。
1日ですぐヌルヌルになり、匂いの元になってしまうからです。
このヌメリ、実は私たち人間のある部分にも付着するということをご存知でしょうか?
なんとなく察しがついている方もいらっしゃると思いますが、それは…歯です!
歯の表面を舌で触ると、ヌルヌルしている時があると思います。
その正体は、細菌の集合体であるバイオフィルムなのです。
排水溝やお風呂場にも現れるこのバイオフィルム、落とすのを苦労した経験がおありの方が多いと思います。
同じように、歯の表面に付着したバイオフィルムも歯ブラシで落とすことが難しいのです。
細菌の塊が膜を形成して外敵から守りを固めていく為、唾液による殺菌が期待できなくなります。
そして虫歯や歯周病が進行してしまうのです。
バイオフィルムはPMTCで落とすことができますが、毎日受けるのは難しいですよね。
毎日のブラッシングでバイオフィルムを形成しにくくすることはできます!
食後、歯ブラシをしなければいけない理由が分かりましたでしょうか?
みなさんも毎日のブラッシンングと、定期的なPMTCで虫歯や歯周病を予防していきましょう