こんにちは
歯科医師の川崎です
私の娘は2歳5ヶ月になりました
嫁から3歳までの食経験がその子の一生の味覚を左右するんだよと言われ、子供の味覚について調べてみました。
味を感じるセンサーは舌の表面にある味蕾です。味蕾の数は8歳から10歳がピークで、大人になると年齢とともに減少していきます。高齢者が味覚を感知するには若者の4倍の濃度が必要と言われています
ただ、味を感じる事と美味しいと感じる事は別です美味しいと感じるのは味だけでなく、食材の形や色、見た目、舌触り、香り、食卓の雰囲気など色々な情報を脳が記憶し、美味しいと感じます。この中で香りが最も有効と言われていますだしを少し加えるだけでも子供は食べてくれるかもしれません。
どうしたら、味覚が育ち、好き嫌いのない子供に育つのか?
濃い味付けは舌の感覚を鈍らせてしまうので、出来るだけ薄味で作る。味覚だけでなく、触覚、嗅覚、視覚などを使って色々な食の経験をし、楽しく食事が出来る環境を作る事が大事になってきます
つまり、人の味覚は子供時代(12歳くらいまで)にどんなものを食べていたかで決まります
大切な子供の味覚を守り、健康に育てましょう