こんにちは、歯科衛生士の笠原です。
先日9歳の娘の乳歯が抜けました。2週間ぐらい前から食事のたびに「痛い」と言い始め、「グラグラして気になる」、「噛めない」、「舌で押したら血が出た」、「歯ブラシが当てられない」などなど…たくさん不満を訴えていましたが、ついに自然にとれてすっきり笑顔に戻りました。
これで毎日グチグチと言われることもなくなり、私もほっと一安心です。
今回抜けたのは下の前歯、中央から三番目の乳犬歯と呼ばれる歯で、およそ9〜12歳に生え変わるとされています。ほぼ正常に抜けて、あとは永久歯が萌出するのを待つのみです。(すでに少し永久歯の先が見えています。)
小学生の学童期の間に、ほとんどの乳歯が生え変わりのために抜け、永久歯へと移行します。
歯並びが凸凹になり、とても磨きにくく、生えたての永久歯はエナメル質が未完全なため幼弱で、虫歯にもなりやすいため、とても注意が必要です。
年齢的には段々と自分で磨くのみで終わりにしてしまうようになったり…。中々仕上げ磨きも出来なくなるので、実は更に注意が必要なんです。
いつの間にか抜け替わった永久歯が虫歯に!なんてことにもなりかねません。
又、他の乳歯も生え変わりの時期にはだいたい目安とされる時期がありますが、極端に早かったり遅かったりした場合は、永久歯に問題はないか歯科医院を受診し、チェックすることをおすすめします。