はじめまして
今年の四月から、ここに入社致しました新人歯科医師の藤原です
まだまだ出来ないこともいっぱいですが、患者さんにより良い医療を提供していくために日々頑張っています
慣れないことが多くて毎日疲れて帰ってきますが、良き指導者や先輩方、同期に恵まれて、明るく楽しく過ごしています
気が付けばあっという間に蝉の鳴く八月ということで、夏休みを頂き山梨の田舎に帰省
久しぶりに祖父母に会えて癒しの時間を過ごしました
そこで、痛感したのは、90近い祖父母が自分の歯で食べたいものが食べられるという素晴らしさです
ご存知の方も多いと思いますが、厚生労働省の推進する満80歳で20本以上自分の歯を残そうとする「8020運動」
2016年に行われた調査では、8020達成者の割合は51.2%でした
この割合は意外と多いのでは!?と思われる方もいるかも知れませんが、国を挙げてPMTCを推奨しているスウェーデンでは80%の国民が達成していることを考えると・・・日本はまだまだと言えるのではないでしょうか
長生きできることが当たり前になりつつある昨今では、QOLの重要性に注目が集まっています
ただ長く生きるだけではなく、自分の出来ることを増やすことでその人の生活、つまり人生の質が高まります
そしてそのためには、年を重ねても自分の口で食べたいものを食べるというのは非常に重要なことだと思います
日本の皆さんは、もっと自分たちの歯に関心を持ち、長生きするであろう未来の自分に投資をしてみてもいいのではないでしょうか