こんにちは歯科衛生士の橋本です。
10月も近づき、秋の気配がいっそう濃くなってまいりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回はお盆休みに岩手県へ二年ぶりに遊びに行ったお話をしたいと思います
岩手県には今年の1月に卒寿を迎えた私の祖父が住んでおります。私も会ったことのない祖母を早くに亡くし、一人暮らしが長い祖父。また、元々右耳に聴覚障がいがあるため、筆談でコミュニケーションをはかることも多々あり、口下手で口数が少ない祖父。
小さい頃から祖父の目をよく見て、祖父の目を追って、自分なりに感情を読み取っていました。
相変わらずマイペースでいたずら好きの祖父。週に2回来ているヘルパーさんにもお茶目な印象を持たれていたようです。
そんな祖父ですが、二年前に遊びに行った時は急な腰痛に悩まされていました。始めて杖をつきながら歩いている祖父の姿は、あまり元気がないように見受けられました。
ですが、今年祖父の顔を一目見ただけですぐに分かりました。
・・・明るくなった
実は今年から週1回デイサービスに通い始めていたのです。
元々「施設は嫌だ」「ずっと自分の家で暮らしたい」と言っていた祖父でしたが、現在はデイサービスで過ごす時間がとても充実していて、毎週楽しみにしているようでした
改めて生きていく上で、コミュニケーションの方法はどうであれ、人と人との関わり合いが大切であることを痛感しました。
小さい頃からおじいちゃん子だった私は、長生きはしてもしなくてもどちらでもいいけれど、祖父の人生観を尊重し、心身ともに健康に暮らしていてほしいと強く願いました。
私は歯科衛生士として、患者さんが言葉にできない訴えをさり気なく察し、患者さんにそっと寄り添える医療従事者でありたいと改めて思いました。
それでは、皆さんの秋が実り多きものとなりますように