こんにちは。
歯科衛生士の佐野です。
早いものでもう3月。春はもうすぐそこまでやって来ていますね。
あちこちに花が咲き始め、漂う花の香りに気持ちがウキウキ
中でも沈丁花の香りは春の訪れをふんわり感じさせてくれます
さて今回は娘の矯正治療その後です。
娘は上顎前方牽引装置という、下顎がのびてくるのを抑えながら
上顎をよく成長させるための装置を夜寝る時に取り付けます。
自分の歯に装着されているフックと装置とを輪ゴムで引っ掛けて固定するのですが、
12月ころから全くやらなくなってしまいました。
当然、歯の位置関係に変化は起きず、やさしい矯正の先生にもお叱りを受け、
私もあの手この手で装置をつけるよう説得するのですが、
それでもなかなかつけてくれません
顎が成長するこの時期にしかできない治療なのでなんとか装置をつけさせたい。
眠った頃を見計らって私がつけようとしましたが目を覚ましてはずしてしまいます。
毎日のようにつけるつけないの戦いになってしまうので
改めてどうしてつけるのが嫌なのか聞いてみました。
すると、なんと、「装置が冷たいから。」
えーーーーーーっそんな理由ぅぅぅ。。。
確かに装置は金属で出来ているので冬は冷たいです。
なるほど。。。
もっと早くきちんと話をしておけば良かったとつくずく後悔。
過ぎてしまった3ヶ月間分を取り戻すことはできませんが
今日から毎日欠かさずつけるよう、装置を温めておくことにしました。
お恥ずかしい限りです。
一方的に子どもに言うのではなく、よく話してみる事が大切だと
改めて実感する機会となりました。
歯磨きを嫌がったりするお子さんも意外とびっくりするような理由が
あるかもしれませんね。