こんにちは!歯科衛生士の吉崎です
先日お昼休みを利用して救急蘇生の勉強会を行いました。当院では毎年必ず行っています。
実際に治療中に意識がなくなったことを想定して実習をしました。
人間は体中に血管が通っており血液によって酸素や体に必要な栄養を運んでいます。
血液を流すポンプが心臓です。心臓が止まってしまうと全身に酸素が届かなくなり、およそ4分その状態が続くと脳細胞が死んでしまいます。
現在119番に連絡をしてから救急車が到着するまでの平均的な時間は8分半といわれています。
もしも目の前で人が倒れてしまったら救急車が到着するまでの時間が重要となるということです。
とは言っても実際に起きてしまうと何もできなくなると思います。
なので今回の勉強会では患者さんが急変してからの対応の仕方をスタッフ全員で確認をしました。
歯医者は口の中の治療をするだけですが、緊張や麻酔を使用することにより容体が急変する可能性があります。ですので治療の前に高血圧や糖尿病など全身疾患を持っているのか、お薬などでアレルギーがないか確認はとても重要です。当院では必ず行っています。
私は歯科衛生士で看護師の方より全身疾患や救急蘇生について詳しくは勉強をしていません。
しかし歯科医院だけでなく電車や道端で人が倒れた場合、医療従事者として対応ができるようになりたいと改めて思いました。