こんにちは!歯科衛生士の吉崎です
いよいよ夏本番となってきましたね!
さてみなさんは歯科衛生士がどんなお仕事をしているかご存知ですか?
このお仕事を始めた頃、周りに歯科衛生士になった〜と伝えると歯科助手さんでしょ!と言われることが多々ありました、、、
歯科衛生士は国家資格であり3年間専門の学校で学ぶ必要があります。
業務は「診療補助」「予防処置」「保健指導」に分かれています。
歯科助手と大きく違う所は患者さんの口腔内を触れることです。
私は3年目になり患者さんの担当を任せていただく機会が増えてきました。
もともと人見知りで話すのがとても苦手(今でも)だったので患者さんとお話し出来るかとても不安でした。
初めて担当した患者さんは昨年の中央区検診で来院された方でした。
問診で数十年ぶりに歯科医院に来たとおっしゃっていました。
お口の中は特に治療の必要はありませんでしたが、歯石が歯茎の下までついていたため6回に分けて歯石取り(スケーリング・ルートプレーニング)を行いその際ブラッシング指導も行いました。
今現在はメインテナンスになり3か月に1回PMTCを行っています。
そしてこの間が2回目のPMTCでした。その方は「ここに来てからもう1年くらい経つのね〜」とおっしゃっていました。
PMTCでは汚れがどこについてるか目で見て分かるよう赤く染めます。
その染め出しを行ってみると1回目に比べると磨き残しが明らかに減っていたので、「何か磨き方を変えたんですか?」と伺うと「歯磨きにかける時間が長くなりました」とおっしゃっていました。
その言葉だけでしたが私は心の中でとても感動しました。こんな私でも患者さんの健康を守るお手伝いが出来るんだと思い、その時やりがいを感じました。今後もっと信頼関係を築けるよう精進したいと思います。
歯科治療はどうしても時間がかかってしまいますがその間に自分の口腔内に関心を持ってもらうようコミュニケーションが重要になります。
こんな風に歯科衛生士は先生のアシスタントだけでなく直接患者さんの健康を守るお仕事もしています。歯科衛生士=助手と言われるととても悔しいです。なので今後少しずつでも歯科衛生士の仕事が広まればいいなと思います