こんにちは。歯科衛生士の中野です。 今回で2回目のblogを書かせて頂きます。
皆さんは、イギリスのNational Trust(ナショナルトラスト)という団体をご存知ですか?イギリスにおいて「歴史的建造物や景勝地を国民の遺産として保護する事を目的」とし、ピーターラビットでお馴染みのビアトリクス ポター(ピーターラビットの原作者)やウィリアム モリス(アーツ・アンド・クラフツ運動の主導者)も生前、団体の中心人物となり、活動していました。
私は、大学時代に何度か英国式庭園を訪れた事があるのですが、この団体の存在且つ、元々ケルト民族(自然、音楽、天文学を愛する民族)の血を受け継いでいるせいなのか、休日には多くの人が庭園を訪れる事が日課とされ、生活の一部に自然が存在するのが大きく根付いている事を知りました
以前、訪英する前に読んでいた冊子の中に、庭園研究家の方が、英国では精神的な問題を抱えられた方達が庭園を訪問し、療養をされると書かれていました人と人との関わり合いは、どの職種に就いていても非常に大切ですが、時には相手を傷つけてしまう事も起こるのが現状だと思います。そうしたメンタルの部分で支えとなる存在として自然との結びつきも大切なのではないでしょうか。
日本でもアロマテラピーが未だに人気で、それぞれの植物の香りに様々な効能があります。同じように、花々や草木を見ているだけで、癒し、となるのも納得できます。私も休日には散歩をする事も多いのですが、近所を歩きながら、ふと周りの自然に目をやると開放された気分になります。
もし英国に旅行に行かれる機会があれば、是非Scotney Castle Garden(スコットニー キャッスル ガーデン)を訪れて見て下さい。
風景画の世界がそのまま目の前に広がり、感動されると思います