こんにちは
歯科医師の川崎です
私の次男は1歳8ヶ月になります。最近の次男は指しゃぶりをよくする様になりました眠い時や泣いた後によくやり、親指だけでなく、他の指も口の中に入れて、手が唾だらけになっています
子供の指しゃぶりは歯並びに影響するので、早めに止めさせた方がよいと言いますが、何歳くらいまで良いのかなと思い調べてみました
乳児期(1歳くらいまで)の指しゃぶりは生理的な行動なので、制限する必要はありません
幼児期(1〜5歳)の指しゃぶりは眠い時や退屈な時、寂しさ等の精神的なものが原因と考えられています
幼児期前半(1〜2歳)は歯並びへの影響は少ないので、神経質になりすぎず、不安や緊張を和らげる習慣として、温かく見守っていても大きな問題はないです。ただし、一日中指を吸っていたり、指に吸いダコが出来ているようだと指導しなければならない事もあります
幼児期後半(3〜5歳)になると、恥ずかしさを覚えるようになり、社会性が発達すると、自然とやめる子が多くなります。頻繁に続ける子に対しては歯並びや顎の成長への影響があるので、対策が必要になってきます。また、指しゃぶりの原因として、親子関係やストレス、生活環境の影響も考えていかなければなりません
結論として、指しゃぶりは3歳くらいまでは神経質になる必要はないのかなと思います幼児期前半の時期は、寝る時は手を繋いだり、本を読んだり、ぐずっている時は抱いたり、スキンシップをはかって親の愛情を感じてもらい、安心させるのが良いのかなと思います
歯並びの変化、顎の成長などが心配な場合は小児歯科で相談してください