こんにちは、歯科衛生士の松尾です
自粛期間が終わり、新しい生活様式が叫ばれていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今までの生活習慣を変えていくというのは大変ですね。
でも一人一人が心がけることが大切だなと実感しています
これまで手洗いうがい、マスクの習慣がなかった方も、この数ヶ月ですっかり身に付いたのではないかと思います。
アルコール消毒もその一つではないでしょうか。
アルコール消毒は、歯科でも昔から使用されています。
しかし勘違いしやすいこともたくさんあるのです
たとえば濃度のことです。アルコール消毒は、アルコール度数が一定以上でないと有効でないと言われています。そのため、市販のアルコール消毒薬は適正濃度に合わせていることがほとんどです。
実際に手を洗ったあと、よく乾かさず手に水滴がついた状態でアルコール消毒を行うと、アルコール濃度が下がってしまい、有効濃度以下になってしまうのです
また、大抵ワンプッシュで一回量になるように計算されていますので、軽く押すのではなくしっかり押し出して使うようにしてくださいね。
手洗いも30秒行うのが望ましいように、アルコール消毒もしっかり時間をかけて手に広げ、乾燥させることが大切です。
なんとなく使っていた消毒薬ですが、正しく行なってきちんと消毒したいですね!