こんにちは歯科衛生士の橋本です。
今年もまた梅雨の季節がやってまいりましたが、皆さんはお変わりなくお過ごしでしょうか?
この間ふと、学生の時に病理学を教わっていた先生の言葉を思い出しました。
”歯科衛生士は、患者さんがむし歯になってしまったら、バキューム(吸引する機械)を持つことしかできない”という言葉です。
ちなみにその先生は、アメリカでも歯科衛生士のライセンスを取得している先生でした。
当院では、おかげさまで毎月300〜400名近くの皆さんにPMTCを受けていただいておりまして、「歯石がついたから取りに行こう」「むし歯になったから歯医者へ治療に通おう」という考え方ではなく、むし歯や歯周病になる前に歯科を訪れるという習慣が少しずつ定着しております
むし歯や歯周病はあまりにも一般的なため、それになってしまったとしても、治療すれば良いと思われる方がほとんどなのではないでしょうか。しかし、むし歯や歯周病はたとえ歯科医院を受診し治療を受けたとしても完全に元の状態には戻せません
むし歯や歯周病といった病を持った患者さんのご来院が減って、ほとんどの方が健康なお口の中の維持、安定、向上のために当院にお越しいただけるようになってほしいと心から願っております
私は、歯科衛生士の仕事にやりがいを感じなくなった時がもしも来たとしたら、潔く歯科衛生士の職業から離れることを選択すると思います。
例えばものすごく高いお給料がもらえる仕事だとしても、自分がその仕事を好きだと思えなかったら、人生の無駄だと思ってしまうからです。お金だけのために働くのは、あまりにも虚しすぎます。
1日の大半を過ごすことになる職場、何のために働くのか、改めて考えさせられますね。
これからも常に妥協せず、挑戦する心を持って、自分自身が納得する生き方をしていきたいです
それでは、梅雨晴れの青空を期待しつつ、皆さんのご健康をお祈りいたします