こんにちは歯科医師の郡司です。
あっという間に10月中旬にはいりました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今回は最近増えていると言われている「気象病」についてお話しします。
気象病とは、気候や天気の変化が原因で、頭痛やめまい、関節痛など様々な症状がでるものです。
気候変化の激しい季節の変わり目や、台風が多い時期などに起こりやすいです。
気象病は、耳の内耳という器官が関わっています。内耳は、気圧の変化を感知しその情報を脳に伝える役割を持っています。この感じ方は、人により異なり、気象病を訴える人の多くは、内耳のこのセンサーが敏感なため、大きな気圧の変化が起きると、脳に過剰に情報が伝わり、自律神経のバランスが崩れ、症状が出やすいと考えられています。
治療や薬、注意すべき生活習慣などあるようですが、今回は耳の体操(マッサージ)をお伝えします。
まず、耳たぶを親指と人差し指で挟み、円を描くように前後に回します。
次は、斜め上、横、斜め下に軽く引っ張ります。そして、手のひらで耳を覆い、くるくると回します。
継続することで改善が見られるかもしれません。
心当たりのある方は、試してみて下さい。