こんにちは歯科衛生士の松尾です!
すっかり肌寒い日が増え、毎日着る服装に悩みます。
みなさんいかがお過ごしでしょうか、風邪などひかれていませんか?
先日初めて当院にいらした患者さんに「歯磨きで出血すると、怖くてそれ以上歯を磨けなくなる」と言われました。
みなさんももしかしたら歯磨きの最中やフロスをしている時などに血が出てきてビックリしたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
痛くもないのに歯茎から血が出てきたら驚いてしまいますよね
なぜ歯ブラシの最中に出血することがあるのでしょうか
出血する歯茎は、細菌に感染して腫れている歯茎なのです。
普段歯磨きでみなさんが落としている汚れ、プラークは「細菌の塊」です
細菌の塊を上手に落とすことができずにいると、歯茎が腫れてしまったり、虫歯になってしまいます。その腫れた歯茎を磨くと、刺激で出血してきます。
しかし1週間から10日、続けてきちんと磨いていただくと、溜まっていたプラークが取れて腫れが改善しますので、すっかり出血も収まり、また歯茎も綺麗に引き締まってくれます
つまり、歯茎からの出血は、それまでそこが磨けていなかった証拠なのです
患者さんにもそのことを説明して、納得していただけました。その方はプラークが細菌の塊だということを初めて聞いたとおっしゃっていました。
普段何気なく行なっている歯磨きでも、意外と知らないことがありますね。
何かあればぜひ歯科医師や歯科衛生士にお尋ねくださいね