こんにちは! 歯科衛生士の松尾です
新型コロナウイルスのワクチン接種が少しずつ進み始めていますね。
まずは医療従事者や高齢者等限定的ではありますが、接種の機会は巡ってきますので、以前のようなマスクをつけずに外出する生活が訪れる日も遠くないかもしれませんね。
さて、マスクをして変わったことはありますでしょうか
私達女性だと、例えば化粧の仕方が変わったり、マスクでおしゃれを演出したり、なんていうこともあるかもしれません。
年齢性別を問わずにマスク生活になって起こりうることがあります。
それは口呼吸、またはお口をぽかんと開けてしまっている、という状況です。
よくお子さんに対しては口が開いていると「ぽかん口」なんて表現をするらしいですが、実はお子さんだけではなく、大人の方でも起こりうることです。
マスクをしているとどうしても息苦しさがあって口で息をしてしまう、または鼻で息をしていても口元が開いている、なんて方も居るのではないでしょうか。
マスクをしていない時は、お子さんに対しては大人が気がつくことも出来ましたが、マスクで隠されているとなかなか気がつくことも出来ません。
お口が開いていて何が悪いのでしょうか
まず、唇は当然周りが筋肉です。その筋肉が衰えているということになりますね。
お子さんの場合ですと、歯並びに影響したり、顔つきが変わってしまうということがあるそうです。
そうでなくとも口が開いているということは口の中が乾きやすいということですので、たとえば汚れが固まりやすくなり虫歯や歯周病の一因になったり、 口臭の原因だったり。前歯の着色が付きやすくなったり、なんていう事が起こりうるのです
マスクが生活の一つに組み込まれているとなかなか細かいところに気をつけるのも大変ですが、マスクを外した後に快適に過ごせるように、今から注意しておきたいですね