みなさんこんにちは
歯科衛生士の橋本です。
日に日に秋が深まってきておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか?
今回はワクチンについてお話をしたいと思います
まず、病気の対策として最も有効な方法は、予防をすることです
現在は、細菌やウイルスの感染、毒素に対する予防薬として効果的なワクチンが開発され、実用化されています。
ワクチンは生ワクチンと不活性化ワクチンに分類され、それぞれに長所短所があります。
①生ワクチン
生きた病原体ですが、培養条件の操作などによって毒性や発病力を弱めたものです。
長所としては少ない接種量でも抗原性が不活性化ワクチンよりも強いこと、短所としては病原体の増殖による副作用(発熱、発疹)などがあります。
②不活性化ワクチン
加熱処理などの化学処理によって、増殖能や毒性を喪失した細菌やウイルスを用いたものです。
長所としては、生ワクチンの短所をほとんど無視することができます。
短所としては生体内での増殖や免疫原性の持続が期待できないこと、不活性化の過程で抗原性が低下することなどの理由により、多量の抗原と複数回のワクチン接種が必要なことです。
新型コロナのワクチンはmRNAワクチンというもので、ウイルスを構成するタンパク質の遺伝情報を投与します。
その遺伝情報をもとに、体内でウイルスのタンパク質を作り、そのタンパク質に対する抗体が作られることで免疫を獲得します。
根本的には、ご自身の免疫力を高めて病気を予防したいものですね
これから寒くなるようなので、お身体を大切になさってください