おはようございます。歯科衛生士の早川です。
新型コロナウイルスの感染者数が全国的にも減少し、
まだ油断はできませんが少しずつ以前のような日常に戻りつつありますね。
コロナ禍での学びの場は、オンライン受講が主流でした。自宅にいながらラフなスタイルで受講出来る便利さはそれなりに良いものではありますが、やはり会場に足を運びLIVEで受講した方が頭の中に残ります(笑)
・10/13〜14 有楽町にて「日本口腔筋機能療法学会」
・11/3〜5 横浜にて「日本矯正歯科学会」
矯正班のメンバーである歯科衛生士の橋本と、実際会場に行き講義を聞いてきました。
沢山の学びがあった中で、1番印象的な話が「噛む機能を育てる」ということです。例え歯がキレイに並んでも、噛む・噛める・すりつぶす機能を育む必要があります。
噛む機能を育てるタイミングは、
①6歳臼歯が生えてきた頃
②全ての歯が永久歯に生え変わった頃
この期間に噛みごたえのある物をしっかり噛んで咀嚼していくことが大切だそうです。
また8020(80歳で20本歯が残っている)を達成している高齢者は、全ての方がしっかりとした咬合関係が確立されているそうです。歯並びは子供の頃に治す、オトナになったら手遅れだと思っている方も多いと思います。しかし現在当医院でも50代で矯正歯科治療を受診されている方が増えてきています。健康観が高まる中、しっかり噛めることはその後の人生のQOLを高めることにも繋がります。気になることがありましたら、担当の歯科医師・歯科衛生士にお気軽にご相談ください。