こんにちは、歯科衛生士の太田です。
コロナの感染者数もどんどん増えてきてしまい、東京都もまん延防止等重点措置が適応になりましたね。私は23日の日曜日に3回目のワクチン接種を受けてきました。翌日は副反応の関節痛と発熱でしんどかったです。みなさんも、うがい・手洗い・マスク等の感染対策をしっかりとってコロナに罹らないようきをつけてお過ごしください。
先日ご来院いただいた患者様に「メンテナンスはいつまで続くの?お口の状態がどうなったら終わるの?」と質問をされました。
歯周病のリスクが高く、定期的なPMTC・洗浄を行っている方で、元々歯医者さんが嫌いということもあり、現在痛みもないので何で通院しなくてはいけないのかと思い始めていたとのことでした。
残念なことにメンテナンスには終わりはありません。虫歯や歯周病に完治はなく、虫歯は削って詰め物をして削ってしまったところを補う、歯周病は炎症を起こしてしまっている歯肉を歯石を取ったりすることにより引き締めてあげて現状を維持していってあげているので、悪化しないようにしてあげなくてはいけません。
詰め物をしたところが再度虫歯になっていないか、磨き残しや歯石がついて歯肉に炎症が起きていないか等を定期的にチェックして行くことが大切になります。
もちろん強制的に続けていただくことはできないので、メンテナンスの重要性を説明しご理解が得られればの話ですが…。
今回の患者様もメンテナンスの必要性をお話したところ継続していただけることになりました。
歯科医院は治療で通うところと思っている方もいらっしゃると思いますが、治療になる前に、虫歯や歯周病を進行させないように定期的にメンテナンスをお受けいただくことが大切です。