こんにちは、歯科衛生士の岡です。
前回の大山のブログに続き、私も家族で起きた歯のトラブルについて書かせていただきます。今回は、子供の歯のトラブルです。
私の息子は1歳半の時に前歯をぶつけ、陥入(歯茎の中に歯が入り込んでしまうこと)してしまいました。その歯は、段々と歯茎から出てきて3歳になる今は元の歯の位置まで出てきています。レントゲン写真を撮り、経過をみていましたが、最近になり陥入した歯の根の先辺りの歯茎が腫れているのに気づきました。ぶつけた衝撃で徐々に神経が死んでしまい、根の先で感染を起こしていると、このような状態になることがあります。乳歯がこのようになると、感染している膿が邪魔をして、大人の歯の発育不全をおこしたり、正常な位置からずれて生えてしまったりと影響が出てくるので、治療が必要になることがあります。
息子は、当院で2週間後に予約を入れたので、先生に今後の治療の診断をしてもらう予定です。これから、何十年も使う大人の歯には影響がないように!と切に願うばかりです。
乳歯はいずれ抜ける歯だからと、虫歯や感染のある歯をそのまま放置していいわけではありません。また、将来生えてくる永久歯のために小さな頃から定期検診を受ける習慣をつけておくことをお勧めします。