歯科医師の大川です。
先月末より、我が家では普段やらない場所の掃除が始まりました。
いわゆる年末の大掃除です。
家中をいっぺんに掃除するのはなかなか大変なので、少しずつやるようにしています。
先日は、お風呂場の鏡を掃除しました。
いつの間にか白濁したものができ、聞けば鱗状痕(りんじょうこん)と言うそうですが、段々と鏡が見えにくくなり、こうなると一生懸命拭いても痕は消えず、鏡として全く機能していない状態でした。
ガラス用のクリーナーを使うと、何となくきれいになった様に思うのですが、いざ、お風呂に入ってみると、やはり良く見えません。
これは、表面上はきれいに見えても、よーく見るとうろこ状の斑点が残っているからだそうです。
今までもお掃除をしていたつもりですが、振り返るとお手入れの方法が間違っていたようです。
鱗状痕(りんじょうこん)は、水がかかった鏡の部分が時間の経過とともに痕になって残るのが原因だそうで、毎回きちんと水滴を拭いていれば良かったそうです。
今までは、お風呂を出る前に鏡に水をかけたり、掃除をする時も水滴を拭かずに終えていたため、酷くなってしまったようです。
しかしながら、世の中にはあるのです!!この頑固な痕を取るものが
専用の洗剤を購入し、一生懸命鏡を擦りました。
力はいるし、何度も何度も同じ方向に力をかけるので本当に大変でしたが、頑張って磨いていくと、段々と綺麗になりました
きれいになった鏡のおかげで、お風呂場も一新したように感じます
お口のお手入れも、間違った方法でお掃除をすると、きちんと汚れが落ちず効果も半減です。
お口に残った汚れは、時間の経過とともにさらに落ちにくくなります。
せっかく磨くのですから、きちんと汚れの落ちる方法で磨きたいですよね。
今までのケアがうまく行えているか否か、定期検診やクリーニングを受診される際にはきちんとチェックを受けて下さいね。