こんにちは、歯科衛生士の笠原です
今年も残すところあと2ヵ月を切りました。11月は霜月という名の通り、朝晩はめっきり冷え込む日が増えましたね。私は寒さが大の苦手なので、もう今から暖かくなる春が待ち遠しいです
写真をご覧下さい。舌中央に付いた黄ばみがかった白いもの、一体何かご存知ですか?
これは舌苔(ゼッタイ)といい、口の中の細菌が舌の溝に入り込んで、溜まったものなんです。謂わば、舌にこびり付いたアカです。そのままにしておくと、口臭の原因になるといわれています。
舌専用の舌ブラシなどを使い取り除くこともありますが、現在では生体反応のひとつであると考え、根本的な解決策も見直されてきています。
そこで活用したいのが『唾液の検査』です。
舌苔ができる原因は様々ですが、その中でもお口の細菌の数、口呼吸や唾液の減少(唾液の量や性状)によるお口の乾燥、などはこの『唾液の検査』で知ることが出来ます。
ご自身のお口の状態がわかることで、虫歯予防にも有効です。
当医院では、30分程度の時間で検査が出来、1週間で検査結果がわかります。検査を受けるには事前の注意事項がございますので、お約束が必要になります。
さあ、ご自身の舌を確認してみて下さい。
舌中央から全体に、黄ばみがかったり、白く舌苔が付いていませんか?
起床時、お口の中がネバついていませんか?
口臭が気になっていませんか?
こんな時は、一度『唾液の検査』を受けてみましょう根本的な解決策が見つかるかもしれません